新年早々、ショッキングなニュースが舞い込んできました。
ヴィクトリア・シークレットで有名なL brands（NYSE:LB）が減配を計画してました。
なんと、50%の減配です。2019年3月の配当から減らし、年間配当を＄2.40→＄1.20へ削減します。
ちなみに株価も過去12ヶ月で、50％下がってます！50％オフセールはブラジャーだけにしておくれ。
EPSが2.51で、配当性向（Payout Ratio）が95.6％だったのでこのまま継続するのは無理だろうなと薄々は思っていたんですけど、やはり減配来ましたね。
1/4終値で、配当利回り8.66％と夢のような高配当だったので仕方ない。
「plans to reduce」となっているので、まだ確定ではないですけれどほぼ確実でしょう。株式売却も含め考えていきたいと思います。
はじめての減配
連続増配はないものの安定して配当を支払い、株主との約束を果たしてきてくれました。ざっと確認したところ、配当が下がった用に見える2000年は株式分割をしていました。
業績が好調なときは四半期ごとの配当に特別配当をのせて支払うという株主思いの会社でした。私が株主になってからは特別配当をもらっていませんが(笑)
2019年3月にはじめての減配の予定です。
L Brands Reports Third Quarter 2018 Results
Dividend
After extensive review, the Board of Directors plans to reduce the company’s annual ordinary dividend to $1.20 from $2.40 currently, beginning with the quarterly dividend to be paid in March 2019. The planned reduction will result in a dividend payout ratio that is more consistent with the company’s past practice, and a dividend yield in line with relevant comparisons. The approximately $325 million
in cash made available from the dividend reduction will be utilized primarily to contribute to the deleveraging of the company’s balance sheet over time. The Board was assisted in its assessment by its financial advisors BridgePark Advisors and PJT Partners.
株価半減、配当半減のダブルパンチ
冒頭でも書いたように、過去12ヶ月で株価が半額になってます。
今日現在、1,500ドルほどの含み損です。
やさぐれて過去にこんな記事を書いてます。
すっぱり全株売ってしまって、将来性が明るい会社に投資したいのですが、問題があります。
NISAで保有してしまっているので、損益通算できないのです。
なので、5年間高配当をもらい続けて、凹まされた傷口にボロボロの下着をあてて時間をかけて少しでもケアしようと考えていたのにこの仕打です。
利益の減少もブランド売却等にともなう予定されていた分だったので、そんなには問題ないと思っていたんですけどわからないものですね。
売却を検討
CEOが交代で業績は上向くのか。
現ポロラルフ・ローレン（Polo Ralph Lauren）傘下の「Club Monaco」で会長兼CEOを経験し、現在ライフスタイルブランド 「トリー・バーチ」のトップを勤めているミハス氏がCEOに着任予定です。
駄馬にどんな優れたジョッキーが乗っても結果はあまり変わらないと思っているので悲観的です。
アパレル業界もeコマースより新規参入がしやすくなってきた印象です。多額の広告宣伝費をうって「ブランド価値」を保つのは資本が大きいところが有利でしょうが、Lブランズのイメージは逆に悪くなっているようです。
もうちょっと調べてみますが、売却の方向で考えてます。
バイ・アンド・ホールドをうたっていますが、投資方針に売ってもいい理由として、「減配したとき」と書いているので良しとしましょう。
以上、Lブランズが50％減配を計画して、ショッキングというお話でした。
あなたの持ち株は大丈夫ですか？
米国株投資家くうねる(@KuuDiv)でした。
May Dividends be with you.
