サイトアイコン ごみ投資家の米国株配当成長投資

投資ブログを参考にするときに注目すべき6つのこと

投資ブログを参考にするときに注目すべき6つのこと

「投資ブログを参考にするときに注目すべき6つのこと」の記事になります。

これから投資を始める方、投資を始めたけど自信を持てない方は、何を参考にしたら良いかわからないですよね?
私もそうでした。

わからないことは、義務教育では「投資」について教えてくれないので、当然の結果だと思います。
したがって、まず投資について学ぶところから初めないといけません。

基本的には本から学ぶべきだと思いますが、何を読んだら良いかわからないと思います。
そんな時は、定番の株式投資の未来(赤本)、ウォール街のランダム・ウォーカー、
敗者のゲーム、世界一のわかりやすい米国式投資の技法、千年投資の公理等を
読んだら良いと思います。

読むのは面倒だけど、とりあえず株式投資の雰囲気だけ知りたいというとき、
手助けとなるのが個人の「投資ブログ」です。
当ブログも例外ではないのですが、上昇相場なので投資ブログが雑草のごとくわさわさ増えています。

先程ご紹介したチャールズ・エリス 「敗者のゲーム」の適切な運用基本方針のつくり方の章を読んで、
これはブログを参考するときにも使えるぞと思ったので記事にした次第です。

投資にも初心者コースから上級者コースがある

スキーヤーのレベルも初心者から上級まであるように、投資家にとってもレベルがあります。
投資家デビューしたてで、先物取引を行う人はまずいないとですよね?ベテランでも先物取引は危険です、
歴だけ長い近視眼的な思考の人が資産を溶かしているのをTL上で見ることができます。
@ryoooootuさんなどがそのタイプで、ある意味参考になりますね。

ブロガーを参考にするときに注目すべき6つのことは、以下のとおりです。

  1. リスク許容度
  2. 資産規模
  3. 遺産の有無
  4. 収入
  5. 時間軸
  6. ゴール

順を追ってご説明します。

リスク許容度

投資額が許容できるリスクの度合いを指す。
投資をおこなう際は、リターン(収益率)を求めれば求めるほど、元金が増減する確率が高まる。高いリスク許容度であれば期待リターンを高めることができる。
投資家は、その資金性格に照らしあわせて、どの程度までのリスクを容認できるのかを熟慮し、商品(投資対象=)を選ぶことが重要とされている。

野村證券 – 証券用語解説より

リーマンショック時、日経平均株価は2ヵ月足らずで株価は半分になってしまいました。

もとの株価に戻るのに5年はかかっています。あなたは耐えられますか?リスク許容度は、投資期間・無リスク資産の割合・持ち家の有無・投資に対する知識・既婚未婚・家族構成・
性格など無数の要素によって異なってきます。

そこまでの情報を公開しているブロガーなんていないので、
投資ブログが参考になることは無いとも言えるでしょう。
そう、ぶっちゃけると参考になんてせずに、動物園のサーバル・オランウータン・ミーアキャット等を
見るかのごとくブロガーを観察して楽しむように利用するのが適切だと思います。

参考観察するのに、注目すべきことがまだ5つあるので記事を続けます。

資産規模

資産形成=(収入-支出)+資産×運用利回り

ここからは「資産形成の方程式」を持ち出してご説明します。

まずは資産規模でしょう。
危険な情報なので公開している人も少ないですが、自分と近い資産規模の人は参考になる場合が多いです。ただし、所詮インターネット上の情報なので真に受けるのはやめましょう。人間、見栄を張りたくなるものです。

私は、運用資産を公開していますが、これはリアルな数字です。このちっぽけな額で嘘ついても意味がないでしょう。

【米国株100%】8月の運用資産

成功体験になる(予定)なので、後世の資産形成に役立てて欲しくて公開しています。
リスク資産のみですが。

規模だけでなく、リスク資産・無リスク資産の割合も確認しましょう。

 

遺産の有無

資産形成=(収入-支出)+資産×運用利回り

上記の資産規模に関連していますが、遺産がガッポリ入ってくる予定の人は
投資で大きなダメージを受けても資産を回復することが可能です。
したがって、相続予定のない人と比べて投資の仕方が異なってくる可能性があります。

 

収入

資産形成=(収入-支出)+資産×運用利回り

当然のことながら、高収入の人ほどニューマネーを投下する余裕があるので投資に有利に働きます。
収入が高くても贅沢な暮らし(高支出)をしている人は、そこまで投資資金を捻出できていないかもしれませんが、投資が失敗したときのリカバリーの力になってきますので
リスク許容度がことなるかもしれません。

 

時間軸

資産形成=(収入-支出)+資産×運用利回り 1年め
     (収入-支出)+資産×運用利回り 2年め
     (収入-支出)+資産×運用利回り 3年め
            ・         10年め
            ・         40年め

運用期間が長ければ長いほど、資産形成にとって有利です。
この方程式を繰り返す回数が増えるからです。
1年めより増えた資産に対して運用利回りが掛けられるため、複利の力を存分に活かすことができます。

運用期間を20年以上とることができれば、危険なイメージの株式投資の収益変動率が
0%~12%に収斂してきます。またインフレ調整後リターンの平均リスク(年率)=価格のブレが
長期国債・短期国債よりも低くなる研究結果も出ています。

対象ブロガーの年齢や運用期間に注意しましょう。

 

ゴール

時間軸と関係しますが、その人にとってのゴールによって投資方法が変わります。

アーリーリタイア、攻めのセミリタイア、守りのセミリタイア、生涯現役など生き方は様々です。
またゴールが配当金生活の場合は、日本の税制上日本の配当株が有利です。

どんなゴールを目指しているのかを確認しましょう。

 

最後に

リスク許容度、資産規模、遺産の有無、収入、時間軸、ゴールと6つの投資ブログを
参考にする注目すべき点をご紹介しました。
しかし、リスク許容度は正確にさえ左右されるが為に、投資ブログなんて参考になんてならない
という悲しい事実もおわかりいただければ幸いです。

あなたは、6つの要素を公開していますか?

私は公開し始めました。

プロフィール

 

May Dividends be with you.

モバイルバージョンを終了