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買収提案を受け急騰したユニリーバ株を一部利益確定売り【UL】

ビッグニュース!
ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイの傘下クラフト・ハインツが
一般消費財大手ユニリーバに買収提案を行いました。

もし、この買収が実現すれば、食品・飲料業界では過去最大規模となるとのことです。
世界3位の一般消費財メーカーに買収を仕掛ける企業が出てくるとは思いもよりませんでした。

割高なクラフト・ハインツ株(NASDAQ: KHC)を使ったアービトラージ(裁定取引)との話もあります。

ユニリーバ

ユニリーバ(Unilever N.V./Unilever plc 蘭/英)は、食品洗剤ヘアケアトイレタリーなどの家庭用品を製造・販売する、世界有数の一般消費財メーカーであり、オランダイギリスに本拠を置く多国籍企業ダヴリプトンなどの著名なブランド日用品を所有する。
二元上場会社であり、ロッテルダムにユニリーバNV、ロンドンにユニリーバPLCの2つの法人がある。NVはユーロネクスト・アムステルダムニューヨーク証券取引所に、PLCはロンドン証券取引所とニューヨーク証券取引所に株式を上場している。

Wikipediaより
PGよりも新興市場に強く、ブラジル、中国、インド、インドネシアで50年以上の経験を持っています。
ULの現地通貨ポンドでは2009年から連続増配していたと思います。会社IR

ちなみにプロクター・アンド・ギャンブルは120年以上連続で配当を支払った唯一の9企業の一つであり、過去60年間増配しています。
配当貴族を超えた”王”、バケモノです。
ジェフリー ジョーンズ
文眞堂
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クラフト・ハインツ

歴史[編集]
ジェームズ・ルイス・クラフト(James L. Kraft)が1903年にシカゴでJ.L. Kraft & Bros. Company(J.L.クラフト兄弟商会)を創業。
1924年、クラフトチーズ(: Kraft Cheese Company)に社名を変更。
1945年、クラフトフーヅ(: Kraft Foods Company)に社名を変更。
1988年、フィリップ・モリスに129億ドルで買収される。
1989年、フィリップ・モリス傘下のゼネラルフーヅと合併。
1990年、スイスのチョコレートメーカー・ヤコブス・スシャールを買収[2]
2000年、フィリップ・モリスがナビスコを買収し、クラフトフーヅと合併させる。
2007年3月30日、アルトリア(フィリップ・モリスより社名変更)はアルトリアの株主に対し、アルトリア株1株につきクラフトフーヅ株0.7株を割り当て、クラフトフーヅをスピン・オフする。これにより、クラフトフーヅは再び独立企業となった。
2008年9月22日AIGと入れ替わりにダウ平均株価の構成銘柄となった(2012年の北米食品部門スピンオフに伴い、2012年9月21日をもって構成銘柄から除外された)。
2010年1月19日、イギリスの食品大手キャドバリーを最大約119億ポンド(約1兆7600億円)で買収することで両者が合意に達したと発表。
2010年4月16日、キャドバリーの買収手続が完了したと発表。菓子メーカーとしては世界最大となった。
2012年10月1日、北米食品部門をスピン・オフして「クラフトフーズ・グループ」を設立し、グローバル市場向け部門はモンデリーズ・インターナショナルに商号変更。モンデリーズ(旧クラフトフーヅ)株式3株につきクラフトフーズ・グループ1株がモンデリーズ株主に割り当てられた。

Wikipediaより

・2015年、ハインツとクラフト・フーズの合併
当合併は株主想いのバフェット氏の配慮がなされた形で行われたと記憶している。クラフトハインツ(KHC)の株式が割り当てられるのとあわせて特別配当も行われたんでしたっけ。

しかしまぁ、ビッグネーム同士でくっついたり離れたり、歴史が凄まじい。フィリップ・モリス、アルトリア、モンデリーズとシーゲル銘柄がたくさん出てきますね。

クラフトハインツの株価は、合併以後はずっと割高な状態が続いてます。
昨日のニュースで+10.74%も上がってます。

日本クラフトフーズ株式会社
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ビッグニュースをうけて、私がとった行動は

ユニリーバ株が14%も急騰したので、私はNISA口座で保有していたUL株を一部利確しました。

SELL @48.1 * 51株

売った理由は2つあります。

1,NISA口座で保有していたため課税の繰り延べ効果がないため、利益確定が得策と考え
 た
2,コーポレーションアクションが起きると最悪一般口座への払い出しが起きて処理が面倒
 になる
スピンオフ、合併、株式交換、株式移転と展開の早いアメリカ株は色んなアクションが起きます。情勢を見ているのは面白いけど、株主としてはけっこう大変です。
ずっと特定もしくはNISA口座内で処理してもらえれば企業価値をドンドン高めてもらってかまわないんですけど、そうは証券会社がおろしません。しょうがないんでしょうけど…

買収が不発に終わって株価が下がったら買い増す、提示価格が上がって株価がさらに上昇しても後悔しないように2/3は残しておきました。
株価が倍になったら元手を利確してた本多静六氏の真似をしてみました。倍には程遠いパフォーマンスですけどね。

個人的には買収は反対です。
英国株で外国税額がかからないのと、NISAであればさらに国内源泉所得もひかれない完全非課税で配当が受け取れて気に入っているので。

情報開示:
投稿日現在でUL 100株保有

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