米国株投資家くうねる(@KuuDiv)です。
NHKの番組を見て、疑問に思ったことがあったので書きます。
最近話題の「フラリーマン」は、働き方改革前は何をして時間を潰していたのか
ということです。
まさか、ムダな残業じゃないですよね?
フラリーマンとは
「フラリーマン」は、社会心理学者の渋谷昌三さんが2007年、著書の中で名付けたことから誕生した言葉です。家庭を顧みずにいたことから家庭内での居場所が失われ、ふらふらするサラリーマンの姿からつけられたこの名称
「フラリーマン」急増中? 働き方改革は夫婦の「意識改革」より
「主婦は子育てで休みなんて無いんだからフラフラしてないで早く帰ってこい!」と
いったような議論は家庭内でやっていただいて、
ここでは残業が減る前は何をして時間を潰していたんだ?ということを問います。
あらぬ?疑いをかけた理由
以前読んだこの記事が頭に残っていたからだと思います。
残業が減らないのは家に帰りたくないから 昭和から続く「悪しき伝統」の真実
24時間戦えますか?のCMが時代を描写するバブル、その崩壊後でも一般労働者の
年間総労働時間が減らない現実。残業が減っていない。
日本の労働生産性が低いことは周知の事実だと思います。
米国の労働時間は横ばいなので実際のところは、バブル崩壊後から20年以上続く
デフレによるところが多いと思いますが。あと、米国は拡張可能性が高い
クリエイティブなビジネスが多い。iPhoneの部品に日本製が使われていると
喜んでいる場合じゃないんだ、米国の下請けでいいのか。脱線しました。
記事では「日本人が帰りたくない理由」を2つ挙げています。
- 日本では残業すれば出世するから
- 帰ってもろくなことがないから
社内のオジサマたちを見ると思い当たるフシがあるんじゃないかと思います。
- 効率化という言葉を知らないようなエクセルの使い方さえ勉強しないオジサン
- ハンコの向きにうるさい、結果に影響のない細末にこだわるオッサン
- 満員電車で風俗情報を見る無趣味なオジサン
- 犬に下に見られている家庭に居場所がないオッサン
記事にも出てくるこの式がしっくりきました。
多くの経営者は、残業削減のメカニズムを次のような公式で捉えている。
残業削減=仕事の絶対量の減少×効率向上
だがこれは不完全で、正しい公式はこうなる。
残業削減=仕事の絶対量の減少×効率向上×社員の家に帰りたい気持ち
なにより「帰りたい気持ち」がないと残業削減の目標は達成できない。
仕事の量が減っても、効率化しても、帰りたい気持ちがないと。
職場でもTwitter上でも周りを見ていると趣味を持っている人は、早く帰ってる率が
高い気がします。
つまり、帰る気がない人はムダな残業をしていたのではないかと疑ってしまう
残業代が生活給のようになってしまっている給与形態も悪いとは思います。
仕事に人を当てはめるジョブ型雇用ではないですからね。
また、モーレツ社員が褒められるような時代が悪かったかもしれません。
とにかく言いたいことは、株主と若い世代に迷惑かけないでね♡
ということです。
頼んだよ。
男たちがまっすぐ帰らない理由|けさのクローズアップ|NHK おはよう日本