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タバコ銘柄急落!FDAショックに見る個別株投資の強み

たばこ製品のニコチンを常習性のない水準まで減らす計画 − 米FDA

FDA(米食品医薬品局)が28日(金)、たばこ製品に含まれるニコチンを常習性のない水準まで減ら計画を発表したことがマーケットに衝撃をもたらしました。
TLはちょっとしたお祭り騒ぎでしたね。

記念に、最大風速を記録しておきます。

・ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI) -12.16%
・アルトリア(MO)             -17.53%
・フィリップ・モリス(PM)          -6.20%

アルトリア、-17.53%…ここで拾えた人を尊敬します。

売上が米国以外のフィリップ・モリスもつられて下げる展開でした。
おバカなアルゴリズムが「タバコ銘柄」と一括りにして売り注文を出したのでしょう。
FDAと同様の考えが欧州等に広がると見ることもできますが、冷静になったヒトが修正を加えたのかその後すぐに値を戻しています。

この光景を眺めていた私は、ここに個別株投資のうま味があると再認識しました。

乱高下を利用する

株式市場の乱高下は、敵とみなすのではなく、友とみなしたほうがよい。
また、愚行は参加するものではなく、利用するものである。
-ウォーレン・バフェット-

あるセクター全体が売られて優良企業までも下げているときや、今回のようにタバコ銘柄というだけで売られているときなどのミスターマーケットの機嫌に振り回されているときに安値で買うことができればベンジャミン・グレアムの言う安全域が広がることになります。

賢明なるバリュー投資家の我々は、動物的なファストな思考に付け入るのです。
タバコセクターETFがあるかは知りませんが、生活必需品のXLPは平常運転だったので
インデックスにはないうま味があると思います。利用できればですが。
しかし、連日下げるような暴落ではなく突然来るような今回のケースでは、瞬発力が必要となります。
モカヲさんが素晴らしいことを言っていて感銘を受けました。

「意思決定の速さは調査の深さに依存する」
-モカヲ-

なるほど!膝を叩きました。彼は、しっかりとMOとBTIを拾っています。
私も抜かりなく調査して、とっさの判断ができるようになりたいと思います。
私の場合は、ポートフォリオのタバコウェイトが上がることに臆してしまって動けなかったのが敗因です。今は頭の中がタバコより食料品なのです。

電子タバコに追い風?

米FDAがニコチン含有量削減を提案、電子たばこに追い風

ゴットリーブ長官は「これらの商品とそのリスクについてはなお、多くの調査を行う必要があるが、恩恵をもたらす可能性もあることは考慮すべきだ」と述べた。
5月9日に長官に承認されたゴットリーブ氏は以前、電子たばこ「VAPE(ベイプ)」の店舗に金銭的に関与していたことがあり、電子たばこ業界に好意的な人物と見られている。

あれ?利権が絡んでるんですかね(笑)
お代官様、「加熱式たばこ」もどうぞご贔屓に。

ごんちゃんの言うように先行き不安で市場の期待がどんどん下がればいい。

規制や訴訟といった問題が頻発して人気が失せたころのように、企業にとっての悪材料が投資家にとっての好材料になれば幸いです。

May Dividends be with you.

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