ゼネラル・エレクトリック(GE)が予想されていた通り減配しました。
なんと半分です。
1株当たり0.24ドル→0.12ドル
11/13終値時点の配当利回りは、2.52%になりました。
5%以上の利回りを誇っていたのに、減配とはなんと罪深いものなのだろう。
売っておいて良かったー!!!
ゼネラル・エレクトリック(GE)を全株売却した3つの理由
「GEとともに生きない」決断は、功を奏しました。
決断を遅らせていたら、さらにマイナスが10%ほど増えていました。
ええ、結果論ですがね。
日本語でわかる記事を読んでみましょう。世界有数の大企業のニュースに
対しては注目度が高いので情報が手に入りやすくて助かります。
ゼネラル・エレクトリックは、2016年は株主還元を300億ドル行ってきました。
そのうち年80億ドルが「配当」でしたので、40億ドルの節減が見込まれます。
2018年の調整後フリーキャッシュフローは、60~70億ドルということで
2017年の倍以上が期待できるようなのでこれは明るい展望です。
達成するかは知りませんが。
わずか22年の間に3回の減配
私が注目したのは、GEの減配は「125年間の歴史で3度目」というところです。
125年も配当を払い続けてきたらなら3回ぐらいは許してやろうよと優しい言葉を
かけようとしました。
しかし、配当の支払いが始まったのは1987年なので、
わずか30年の間に3回の減配があったことになります。
参照: Dividend.com
GEは配当再投資戦略にはむかないと言い切って良さそうです。
Amazonが侵略してこれない事業内容ですが、歴史に裏打ちされた生活必需品銘柄
の方がリターンに貢献してくれそうです。
GEは配当再投資にむいていない
気になったので、「配当再投資したとき」と「配当再投資しなかったとき」の
過去パフォーマンスを調べてみました。
配当再投資したとき: 262.54%
配当再投資しなかったとき: 260.86%
た、大して変わらないだと…!?
一般的には配当を再投資すると見違えるほどのパフォーマンスの差が現れる
のですが、GEにはそれがありません。減配と直近の株価の下落のせいでしょうか。
現時点では配当再投資が報われていません。
なんて罪深い株なんだ。
神よ、GEホルダーに温かいミロを与えてあげてください。
GEとIBMを重ねてしまう
翻弄される投資家を見て「ターンアラウンド中の企業への投資は難しい」
ということを強く記憶に刻み込んでくれた永遠の不発弾IBM。
そのIBMとGEをつい重ねてしまいます。
「選択と集中」がうまくいきターンアラウンドが成功するのか、そして
株主は報われるのか。元株主として見守っていきたいと思います。
経営統合したばかりの油田サービス会社ベーカー・ヒューズ(BHGE.N)の
株式62.5%(資産価値230億ドル相当)を売却するという案は、損切り
とも言えそうだがコモディティ価格に影響されにくくなるので好感が持てる。
しかし、契約によって2019年7月まではスピンオフできないそうです。
とてもとても長い時間がかかりそうだ。
株主も選択と集中を行った方が良いのかもしれない…
弊ブログは、GE太郎を応援しています。
とんでもないことが起きました
May GE be with you?
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