チャールズ・エリスは「敗者のゲーム」で全ての投資家にとって、投資で成功することは難しいことではないと述べています。私達がやるべきことは、次の2つです。
1,Mr.マーケットの仲間たち、証券会社や、投資信託から送られてくる膨大な宣伝広告、ファンドの運用成績、史上見通しの類を一切無視することだ。
2,投資家自身の最大の目標を達成するうえで、長期的に最も可能性の高い運用基本方針を 策定することだ。
成功するかどうかは、他人との比較ではなく「自分との戦いだ」と書いています。
したがって、私は、2016年2月に殴り書きで作成した投資方針を見直しました。自分に甘いので…
しっかりしたものを作ろうと思いながらおざなりになっていました。10年に一度見直したほうがいいとアドバイスされていますが、私はそもそ完成までに至っていなかった。
投資方針殴り書き その1
赤字で記載したものが加筆した箇所になります。
目的・目標
経済的自由の獲得
公的年金に頼らない自分の年金を築く。
アーリー”セミ”リタイアをして、わずかな労働 + 配当金生活で豊かな人生を送るため。
アセットアロケーション
株式100%
企業の選び方
・ROEもしくはROICが高い
・フリーキャッシュフローが潤沢
・フリーキャッシュフローが潤沢
・営業キャッシュフローが年々増えている
・営業キャッシュフロー・マージンが高い 10%以上?
・Moatを有している企業(営業キャッシュフロー・マージンとROEが高けりゃMoatはあると判断?)
・事業の長期的見通しが良好なもの(例:我が国における電機メーカー等は除外)
・事業の長期的見通しが良好なもの(例:我が国における電機メーカー等は除外)
・原則、配当利回りが2.5%以上
・連続増配銘柄
・自社株買いより配当の比率が高い(配当こそ株主に対する愛である)
・PER20倍以下(ただし、生活必需品銘柄は25倍まで可)
・ベータが低い株を優先
・リスク分散の為に3530銘柄を保有(1銘柄の約2.83%)、VTを30%に投資
残り10%で「効率的である市場」が不祥事等のニュースで不当に評価したバリュー株式
を買うこと許す。十分な配当利回りを確保すること。
残り10%で「効率的である市場」が不祥事等のニュースで不当に評価したバリュー株式
を買うこと許す。十分な配当利回りを確保すること。
・サテライト枠で無配当のグロース株に投資することを許す(ただし、Wide Moatを有す
Alphabet(Google)、Amazon、VISAに限る)配当には拘らない
Alphabet(Google)、Amazon、VISAに限る)配当には拘らない
・ハイテク銘柄は買わない(上記とバッティング…)上記の3社のみは例外とする
・銀行も買わない(迷い中) 投資運用会社はOK
・株主還元の風潮になるまでは日本株には手を出さない(生きてるうちに来るだろうか)
今のところ、投資先のセクターは偏り過ぎなければ良いかなぁぐらいにしか意識していませんが、先日、セクター比率を確認したときの記事です。
ポートフォリオのセクター比率の確認
ポートフォリオのセクター比率の確認
行動規範
・株式100% フルインベストメント
・安全資産は普通預金のみ(円貨)
・コツコツ雨の日も風の日も買い続ける
・毎月購入 OR 四半期ごとに購入(迷い中)
・毎月購入 OR 四半期ごとに購入(迷い中)
・配当は必ず再投資、投資先は別企業でもOK
・短期の上げ下げは気にしない Mr.マーケットの機嫌なんか無視だ
・キャピタルゲイン目的の売買を禁ずる、一度買ったら売らない。ただし、くうねる30外
の急落を拾ったバリュー株は除く。
・キャッシュ比率は10%(仮)
の急落を拾ったバリュー株は除く。
・キャッシュ比率は10%(仮)
・忍耐強くあれ、気弱になった時はS&P500の長期チャートを眺める+シーゲル本を読む
・債券には手は出さない(60歳ぐらいになったら米国債を考える)ALL TIME 100%株
式、ファミリーファンドを設立すれば投資期間は永遠だ。
式、ファミリーファンドを設立すれば投資期間は永遠だ。
・有価証券報告書、10-kを読む
【課題】
・NISAの利用法 すでに買って入るが・・・
→英国株で完全非課税、もしくは高配当株を対象とする。
ロールオーバー時の上限が撤廃されたので、非課税期間の最大限保有する。
・401Kは外国株式インデックスに100%
→確定
→英国株で完全非課税、もしくは高配当株を対象とする。
ロールオーバー時の上限が撤廃されたので、非課税期間の最大限保有する。
・401Kは外国株式インデックスに100%
→確定
・外貨比率●%
→給与収入、公的年金は円貨なのでそれ以外は全て外貨でOK.
それでも売るときは
・定期収入が無くなったとき
・ライフタイムイベントで必要になったとき
・減配が行われたとき(同セクターにおいて他企業も減配していれば別?)
・持続可能性が危ぶまれたとき、当初の購入理由から変化したとき
・持続可能性が危ぶまれたとき、当初の購入理由から変化したとき
・とんでもなく割高になったと判断したとき(PER40倍以上 ただしグロース株を除く)
・2015年に割安だと思って買い込んだエネルギー関連株も一部売ることを許す BP
以上です。このアゲアゲ相場で暇な時にチャールズ・エリスの提唱する5段階のステップを踏んで策定する運用基本方針をやってみようと思います。
あなたは投資方針を見直していますか?
May Dividends be with you.