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【WFC】ウェルズ・ファーゴの不祥事に楽観的なので買い増しを検討中

リーマン・ブラザーズが飛んでから今日で8年が経ったとのことです。合掌
当へっぽこファンド唯一の金融セクター、ウェルズ・ファーゴ(WFC)が不祥事をやらかしました。

ウェルズ・ファーゴは同行の複数の従業員が販売目標を達成するため、顧客の許可なく預金とクレジットカードの口座を開設したとして米当局が調査していた問題で、1億8500万ドルを支払って決着することに先週同意した。同行はこの問題で5300人を解雇し、当局がクロスセリング慣行と関係づけた販売目標の撤廃を表明した。同行のジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)も14日、顧客に謝罪する電子メールを送付した。

ウェルズ・ファーゴの販売慣行めぐり米検察当局が調査-WSJ(Bloomberg)
しかし、私の見解では比較的楽観視しておりますので、株価が下がったところで買い増しを検討してます。具体的には配当利回りが3.5%になったらです。
見通しに、自信があるかないかで言ったら無いです(笑)

こんな記事を読んで不安になったりもしました・・・

しかし、取引銀行にウェルズ・ファーゴを使っている踏み上げたろう氏の記事を読んで納得しました。
上からの指示ではなく落ちこぼれ社員が首になりたくない一心で、不正行為に手を染めたとの意見です。


従業員数 265,200人のうち5,300人が落ちこぼれ社員だとすると、2%の社員です。首切り対象の下位10%のうち一部がやったというところでしょうか。

2・6・2の法則(優秀社員2割:並み社員6割:ダメ社員2割)のダメ社員1割を切っていくルールなんでしょうか、さすがアメリカ1の銀行…自分なら真っ先に切られてる自信があります(笑)

優秀社員が自身の評価のために不正行為に及んだとなるとWFCの売りの行き届いた社員教育が崩れ去るので不安要素かなと思ったのですが、ダメ社員が生き延びるためにやったとなると妙に納得していしまいました。
そして、営業ノルマは廃止する方針が先日発表されました。
信用はある程度は下がるでしょうけど、銀行を変える手間の乗り換えコストには勝てないと思ってます。罰金は、利益から見ればはした金で業績に影響は与えないでしょうし。

歴史を振り返ると減配の事実あり。しかし・・・

ウェルズ・ファーゴは、2009年6月に減配しています。

しかし、これは増資をすることなく公的資金を近い将来に返済する計画のためだったとのこと。
(自分調べ)
公的資金も、ウェルズ・ファーゴ自体は財務は健全だったがシティ、バンカメ、JPモルガンなどと横並びの処理にしてもらうために国が頭を下げて注入を受けてもらったとかなんとか…

増資して既存株主の持ち分を希薄化することは避けて一時的な減配に踏み切ったのでしょう。
アッパレ!なんて株主思いなんだ。

持ち直してからの増配はかなり急な上り坂に見えますね。

直近10年をくらべてもSP500とどっこいどっこいです。

今日も下げてます。下げてます。ここ5日間で、-8%以上下げてますね。
ここで買いに向かうのはちょっと勇気がいります。

情報開示:この記事を書いている時点でWFC43株保有

       9/15追加獲得(@45.5×27株) 計70株保有と相なりました。
                                  2016/9/18追記

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