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連載終了をむかえた「毎日かあさん」の作者西原理恵子氏は脱税した税金を値切った猛者

肩肘張って子育てを頑張りすぎてたママさん達に、「子育てって、いい加減で良いんだ」と希望を与えたマンガ毎日かあさんが2017年6月26日に連載終了をむかえました。

毎日かあさん:16年の連載に幕 西原理恵子”卒母”で連載終了を決意 – MANTANWEB(まんたんウェブ)

私は子育てをしたこと無いけど、うちの母親もけっこういい加減なもんでした。手を引っ張りすぎて脱臼させたり、頭をぶつけて頭蓋骨凹ませたり、賞味期限切れのものを与えたり… 虐待はNGだけど、愛のあるいい加減は問題ないと思います。
子どもはたくましいもので、スクスクと育ちます。

さて、本題ですが、毎日かあさんの作者西原理恵子氏は、脱税(節税ではない)したことがあります。
さらに、その税金を値切ったことのある猛者です。

KADOKAWA / 角川書店 (2013-11-08)
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 脱税できるかな

書籍「できるかなV3」の中の脱税できるかなで詳細が書かれています。
脱税とその税金を値切った事実を実名で世の中に明らかにしたのは
このお方が初めて!のはずです。

詳細は書籍に譲りますが、経緯を簡単に書きます。

経緯

7年間に渡り経緯費の水増し(領収書にゼロを加える、架空の30人のアシスタント費用)ほとんど税金を払わず。

税務調査で経費を否認され、延滞税、重加算税が課せられ1億円の追徴課税

「誰が払うかそんな金」ごねにごねまくる

税務署は、追徴税額を半額の5,000万円に減額してくる

魅力的なオファーだが、しかしまだまだ争う姿勢を見せる西原理恵子氏

税務署「ぶっちゃけ、いくらなら払えますか?」

西原氏1,000万円を提案するが、最終的には1,500万円で双方妥協。
なんと、85%オフである。

さらに、最後の話は実務的なのだが、税理士はこれ以上の税務署トラブルを避けるために「会社をつぶしてしまいましょう」とアドバイス。
潰して、当税務署所轄を離れて法人を設立すれば、前科のないキレイな会社で再出発できるというわけなのである。

めでたしめでたし。

いやいやいや!ちょっと待った。
ツッコミどころ多すぎますよね。

税金を値切れるなんて初耳です。真面目に税金を払って国民の義務を果たしている人たちは納得いきませんよ。
多少盛っているところもあるんでしょうけどね。

管轄外に法人を移すという手は、よく見ます。実際、税務署間で情報は共有されていないようです。

税務署職員も仕事だからなるべく楽したい?

脱税指南しているわけではありません。こんな話もあるよというご紹介だけです。
庶民は、タックスロスセリング・ふるさと納税・idecoでセコセコと節税しましょうや。

とにかく、このように税務署がとれるところ、特に「すんなり取れるところ」から税金をとろうとしてる事実が明らかになったことだけでも西原理恵子氏の素晴らしい功績だと思う。
やったことは脱税なので、けして褒められることではないけれど。

毎日かあさんの作者西原理恵子氏は、脱税し、さらにその税金を値切ったことのあるという話でした。

あなたは節税していますか?

May the Dividends be with you.

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