生活必需品セクターが軟調のような雰囲気を第六感で感じ取ったので、
買い場が到来しているか確認してみました。
中でもクラフトハインツ、キャンベルスープ、ケロッグ、ホーメルフーズは、
割安に感じました。
ヒートマップ
まず、finvizのヒートマップで確認しました。
下段真ん中の「CONSUMER GOODS」は、ほとんど赤に近い色なので
PERで見たところ割安な銘柄は少ないです。
バブルチャート
P/E |
Forward P/E |
「生活必需品」というセクターがないため、車メーカーのような景気循環に対し
敏感な傾向がある一般消費財が入ってきています。
フォード、GM、ハーレー・ダビッドソン等の景気敏感株は高配だったんですね。
ディフェンシブな銘柄を好むため、知りませんでした。
アルトリア、ゼネラルミルズ、キャンベルスープ、ホーメルフーズ、
モルソン・クアーズ等にバリエーションがありそうです。
株価の下落をチャートで確認
(2017/9/29終値)
ケロッグ -19.14%
キャンベルスープ -14.80%
ホーメルフーズ -10.75%
クラフトハインツ -9.78%
軟調であるという認識は合っていたようです。
PBブランドへの怯えや、債券利回り上昇から、債券代わりとされる生活必需品銘柄が
売られているのでしょうか。私としては永続してキャッシュを生み出してくれれば
問題がありませんので、食指が動きます。
株価が不調の企業のPERと配当利回り
企業名 | PER | 配当利回り |
ケロッグ | 28.05 | 3.48 |
キャンベルスープ | 16.19 | 2.99 |
ホーメルフーズ | 19.97 | 2.11 |
クラフトハインツ | 24.81 | 3.22 |
キャンベルスープが魅力的に見えましたが、連続増配1年で2013年あたりで
2回ほど配当の支払いが無い期がありました。高配当だが、安定性はバツの
ようです。
ユニリーバに買収提案を持ちかけたバフェット銘柄のクラフトハインツも
配当利回りは素敵な水準に来ていますがPERは高い(過去の推移は見てない)です。
こちらも連続増配の実績は短いですが、2015→2016でフリーキャッシュフローが
約20億ドル→40億ドルと倍増してるのが気になります。
どこか買収したんでしたっけ。
素直に持株のホーメルフーズを買い増しするべきなのでしょう。
迷います。
以上、生活必需品の概況でした。
May Dividends be with you.
情報開示: この記事を書いている時点でHRLを100株保有
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