アメリカのパン屋、フラワーフーズの全株を売却してイグジットしました。イグジットって言ってみたかった。
税引前キャピタルゲインは、598.16ドルです。
約一年で20.11%の利益を得ることができました。投資期間中に受け取った配当を含めると24.24%です。なかなか上手くいった投機です。
フラワーフーズは、パネラ・ブレッドのような飲食店ではなく、小売業や外食産業へパンを提供しているベーカリーです。
売却理由は
- 投機目的
- 他に良い投資先が見つかった
投機目的
もともと投機目的で投資していたので、一定のキャピタルゲインを得られるタイミングで売却しました。
偽装請負の訴訟を起こされて、株価が急落したところを2016/8/15に買いました。
訴訟が悪い方向にいっても一時的な賠償金と営業利益率の悪化ぐらいだろうと楽観して
いました。利益率が悪くなったとしても配当利回りが4%を超えていたので中期保有すれば
利益は出るだろうという、「高配当」を保険に考えての行動です。
5年平均PERが23.3のところ、当時は18.15ほどでかなり割安な水準でもありました。
他に良い投資先が見つかった
マーケットは、債券利回りが上がってきたとこにより、生活必需品銘柄の魅力が薄れてきたと考えてきたのか株価が下がり気味です。
私の中で永遠のウォッチリスト銘柄と思っていたマコーミックやホーメルフーズの株価も下がってきて、5年平均PERを下回ってきました。ここらで踏ん切りをつけてもいいかなと考えた次第です。
プライベートブランド圧力はあるとしても、まだまだ成長の余地はあると思っています。
投機から永久保有銘柄へ切り替えます。
反省点もあり
当初は投機目的で投資したにも関わらずパフォーマンスが良いので売却の判断が遅れてしまいました。一時期は30%を超える利益があったのに、「このまま長期保有してもいいかな」という色気を出してしまったのです。
フラワーフーズは、D-V-I基準の「インターナショナル」を満たさないので、長期保有の対象ではありません。
この失敗の理由は、購入理由をテキストで残していなかったことにあると思っています。
私の頭の中は常にグルグル回っていて邪念ばかりです。ブレないためにも、購入理由を書き留めた方が良いんだなと実感しました。先人達が理由を残せとよく言っているわけが理解できました。
また、投機なのだから利確目標を設定するべきでした。
しかしながら、利確しても投資先がなければキャッシュを眠らせるだけなので
次の投資先が出てきたタイミングでの利確でも良いような気がします…
複数条件をつけることを思いつきました。
第1条件、+30%利益が出たら即利確
第2条件、他の投資先が見つかったら現在のパフォーマンスに関わらず利確
正解はないと思うので色々試しながらやっていきます。
May Dividends be with you.
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