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タックスロス・セリングして配当貴族の3Mに投資

化学・電気素材メーカータックスロス・セリングして、見込みのある株に新規投資した。

具体的には、含み損を抱えていたアパレルメーカーのヘインズ・ブランズを売却し、化学・電気素材メーカーの3Mを購入。

米中貿易摩擦による業績悪化を懸念されて売られているところを拾ったかたち。といっても実際にガイダンスを引き下げていて予想EPSが下がっているので、PERは20前後なのだ。なので、割安感はあまりない。
ただし、配当利回りは3.45%だったのでなかなか美味しいと思ってる。なんて言ったって、60年連続増配の配当貴族。

タックスロス・セリングとは

タックスロス・セリング(Tax Loss Selling)とは、節税対策で含み損を確定させること。

広瀬さんの記事がわかりやすい。

アメリカでは、個人が株式投資を行い、損が出た場合、その年の収入やキャピタルゲインから損の分を引き算することが出来ます。
すると課税対象となる収入やキャピタルゲインが、その分、小さくなるわけだから、節税になるわけです。

タックス・ロス・セリング | Market Hack

売りが集中して、毎年10月から12月にかけて株式が売られる、「アノマリー」的な都市伝説になっている。今年はこの期間も上がってるので、やっぱり噂といったものにも思える。

損切りのことじゃないの?

正直言って、タックスロス・セリングは「損切り」とも言える。カッコよく言っただけだ。
ただし、課税所得を圧縮できるかで「タダの損切り」に成り果てるかは道が分かれる。 意味のある損切なので、区別して「損出し」と言ってもいい。

「損益通算できない損切は、タダの損切り」ってジブリの飛行機乗りも言っていた。
ちなみに下記の記事は、タダの損切りだ。NISAは損益通算できないのでこうゆうことがおこる。

配当にかかる税金はまるまる返ってくる計算

ヘインズブランズに関しては、半分ぐらいは特定口座だったので完全に通算できないわけじゃないのがせめてもの救いだ。

配当にかかる税金はまるまる返ってくる計算。

NISA枠で買う株は、下がるジンクス

Lブランズといい、ヘインズブランズといいNISA枠で買っちまって(HBIは一部)、損益通算できない目にあった。ヘインズブランズに関しては、半分ぐらいは特定口座だったので完全に通算できないわけじゃないのがせめてもの救いだ。配当にかかる税金はまるまる返ってくる計算。

両者に共通する点をかんたんに分析する。

悲しいかな、レッドオーシャンだったのよね。ブランド力はあると思っていたんだけど、それ以上に新規参入者が多い。カスタマーの価値観も今まで通りにいかないようにも思える。インターネット、eコマースの普及が大きい気がする。
別の記事で雑感を書いてみよう。

3Mにシフトしてよかったのか

2018 Investor Overview より

正直言ってわからない。

ただ、ヘインズブランズよりは有望だと思っただけだ。含み損を抱えたまま配当をもらいながら株価上昇を待つこともできた。しかし、それは機会損失を生むかもしれない。そんなの悔しいじゃないか!

築き上げたシェア・信頼・ブランドを活かしながら、今後伸びるセクター・ヘルスケアに期待している。3Mの技術力なら貢献できると思ってる。

直近のちょっとした不調は一時的なものなはずだ。市場が弱気なときに買うのが好きなのよね、逆張り投資家なので。

それに3Mの株主への思いは半端ない。
60年にもわたる連続増配で徹底した株主還元。さらに毎年10~50億ドルの自社株買いも行っている。こんな会社あります?米国にはたくさんありまーす。

とくかく市場から退場しないことが大事

と自分に言い聞かせる。

どんな銘柄に投資するかということよりも、金融資本の配分がリターンに大きくすると「敗者のゲーム」に書いてあった。アセットアロケーションは、株式にフル・インベストメントなので恩恵はあるはず!

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配当成長・米国株投資家、くうねる(@KuuDiv) でした。

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