【配当成長投資】2018年のYOC - ごみ投資家の米国株配当成長投資

2年前、YOCという魅力的な単語についての記事を書きました。
YOC、それは配当成長投資家にとって魅惑の指標
YOCは、「受取配当金総額÷投資元本」で計算できます。日本語に訳すと投資元本利回りでしょうか。

これが、連続増配銘柄を保有し続けると、13%といった信じられない利回りになることがあります。（2017年時点の@funnel01さんのABBVの例）

夢のような配当利回りを目指す、その経過をお届けします。

2018年のYOC

百聞は一見にしかず、さっそく表をアップします。（2019/2/13時点）

Name	Sector	Net yield (On cost)	Net yield (Current)	Net dividends received 2018 ($)	Lifetime ($)	Total gain
ONEOK, Inc.	Energy	5.49%	3.40%	161.45	463.51	77.04%
CME	Financials	5.20%	3.12%	225.36	457.71	76.99%
British American Tobacco	Consumer Defensive	5.12%	4.68%	202.62	371.07	18.79%
Unilever PLC ADR	Consumer Defensive	4.50%	3.33%	182.59	423.74	45.29%
Philip Morris International Inc.	Consumer Defensive	3.93%	3.96%	257.56	631.75	9.00%
Verizon Communications Inc.	Telecom	3.38%	3.00%	161.71	407.95	21.00%
Chevron Corporation	Energy	2.85%	2.62%	164.07	582.39	19.05%
Amgen, Inc.	Healthcare	2.85%	2.17%	127.11	286.86	37.81%
Caterpillar Inc.	Industrials	2.76%	1.74%	72.25	291.87	69.78%
Procter & Gamble Co	Consumer Defensive	2.40%	2.00%	119.62	258.56	25.06%
Johnson & Johnson	Healthcare	2.32%	1.96%	139.36	350.23	24.64%

冒頭に13%というどでかい数字を見せてしまったので、最大でも5.49%とインパクトが薄いです。

しかし！マーケットで配当利回り5%超を探すのは容易ではないですよね。あったとしても絶賛値下がり中のタバコ株か、怪しげななんとかドリルといったような企業ばかりです。

私の保有する企業は真っ当な会社です。それが時を経て高配当がさらなる高配当株になってきました。まさに配当成長投資です。
ニューマネーを投下して株数を増やしつつ、その株は増配で利回りが上がっていきます。素晴らしい。

2017のYOCはこちら

配当成長投資家の皆々様方においては見慣れた株ばかりなのではないでしょうか？

タバコ株以外は、市場の配当利回り＞投資元本利回りと大きく差をつけています。

ちなみにCMEは、市場の配当利回りが特別配当（8年連続）を抜いて算定されているので直近で買っても4%は超えると思います。

ほっておいても配当が増え続けるって、保有している賃貸アパートの部屋が増え続けるイメージでしょうか。減価償却マジックやレバレッジはかけられないですが、修繕費等がかからないので気が楽ですね。

インターネットの普及とテクノロジーの進歩により、シーゲル流の旧来の黄金銘柄の雲行きが怪しくなって気がしています。闇雲に生活必需品銘柄を買い増し続けるのはやめようと考えました。

したがって、未来の連続増配銘柄を発掘します！今は無敗でも将来膨大なキャッシュフローを稼ぎ続けるであろう企業へも積極的に投資していきます。まずは、独占企業を拾っていこう。

end

タバコは嫌いだが、タバコ産業株に惹かれてしまう米国株投資家くうねる(@KuuDiv)でした。

May Dividend Be With You.