シーゲル教授の信者が大好きな「生活必需品」セクターのパフォーマンスが悪い気がします。
気のせいでしょうか?
確認したところ、YTDで-10.95%、1年で-7.47% とヒドイ有様でした。
通信銘柄とどんぐりの背比べをしています。
参考: Morningstar – Index Performance: Return (%) 5/25終値
生活必需品セクターは、セクターローテーションで好景気のときに売られる傾向があります。
また、金利の引力に魂を引かれた人間は、リスクフリーである10年物米国債の利回りが
一定水準に達すると株式を売って国債に乗り換えます。
そんな世間の皆さまが興味を失って売ってるときに買えば長期では報われると思うんです。
したがって、生活必需品セクターはの割安度を調べてみました。
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生活必需品セクターのPER
2018年の最初にピークをむかえ、あとはズルズルと下がっていますね。
キレイなチャートだ!4年前の水準に近づいていますね。
参考: gurufocus – Sector Valuation: Shiller P/E by Sectors
このページは偶然見つけたのですが、各セクターのバリエーションを確認できるのでオススメです。
また、ウォーレン・バフェットなどカリスマ投資家のポートフォリオをチェックすることもできます。
生活必需品のパフォーマンスが悪すぎるので2ヶ月前にも分析をしていました。
買い場か?生活必需品セクターの概況 2018年3月
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どの水準で買うべきか?
PERが低いと割安なのはわかるけど、どれくらいで買うべきかはわかりませんよね。
低ければ低いほど、「安全域」をもてるので望ましいですが。
(タイミングをはかるなんてそもそも無駄じゃという話は置いておきます。)
そこで、参考になるのが我らが投資の神様ウォーレン・バフェットです。
バリエーションの勉強をするのに参考にさせてもらっているつばめ投資顧問に良い記事がありました。
バフェットのアップル買いに学ぶ、損失リスクを極小化する買い方-
買うのは株価高騰後の反落時が中心
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PER水準が15倍を下回る水準のとき
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価格高騰時には利益確定も行っている
PER15倍以下が目安っぽい!
価格高騰時には利確も行っているんですね。保有期間は「永遠」と言いながら抜け目ないですね。
若い頃には裁定取引(アービトラージ)も積極的に行っていたので、投資家たるものの基本なんでしょう。
PERが低い銘柄は?
5/25終値で生活必需品ETFであるXLPの構成銘柄でテーブルを作ってみました。
上のタイトルを押すとソートできるので、TRAILING P/EやFORWARD P/Eで並び替えてみてください。
YahooFinanceより(5/28終値)
バフェット(バークシャー・ハサウェイ)の保有銘柄であるクラフト・ハインツ(KHC)が
P/E 6.45倍、配当利回り4.29%と美味しい水準にきています。
あまり話題に上がらない地味な銘柄タイソン・フーズ(TSN)もP/E 9.15倍と割安感があります。
キャンベルスープ(CPB)はここ数年売上が下がっているのでスルーします。
米国市場のタバコ銘柄アルトリア(MO)P/E 10.48倍、配当利回り4.54%と魅力的に見えます。
タバコの未来があると思う人にはアリだと思うんですよね。
私はPMとBTIを保有しているのですが、MOも買って米国以外を対象としているPMを補完しようかと考えています。
生活必需品はおそらく割安である
あと何十年も競争力があり、持続的成長ができると思う企業があるのであれば
買えばいいと思います。自己責任で。
私は、長期的には国債よりもリターンが得られると思うので買い増します。
早くボーナス入らないかな。
頼んだよ。
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