
原油価格に業績が左右されるのが嫌になり、くうねるは2018年9月にエクソン・モービル(XOM)を全株売却しました。
そして先日、ノルウェー政府年金基金が、石油・ガス関連株の一部を投資対象から外すと発表がありました。
なぜ、ノルウェーも「石油外し」に動いたのでしょうか。
個人投資家はオイルメジャーに投資していて大丈夫なのでしょうか。
確認してみました。
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資源相場の変動によるリスクが高い
日経新聞の記事を引用します。
シーブ・イェンセン財務相は声明で「原油価格の長期的な下落に対する脆弱性を減らすことが目的だ」と強調した。気候変動問題が運用上の重要なリスク要因になっているためとも説明した。温暖化対策の環境規制などによる長期的な運用リスクを抑えたい考えだ。原油相場の見通しや業界の収益性、成長持続性をめぐる予想に基づく判断ではないという。
産油国ノルウェー、政府系ファンドが「石油外し」
ノルウェーの財務省は、原油価格が長期的に下落すると見ているようです。ノルウェーの歳入は原油へ依存している部分が多いので、石油外しをすることによって分散をしてリスクヘッジをはかる判断です。
原油のボラティリティは高い

原油価格のボラティリティ(価格変動率)はかなり高いです。企業がそれをヘッジするために原油先物があるんでしょう。
1983年~2018年の長期チャートでは、20から140のレンジで変動しています。
直近の10年でも140から50の幅です。ジワジワ上げてガツンと下げるを繰り返しているように見えます。
株価も原油のチャートと同じように推移
前述の楽天証券NY原油ロングチャートと同じ期間でエクソンモービル社の株価チャートを切り取ってみました。
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ほぼ似たような動きになっているんではないでしょうか。
石油の採掘・生産・輸送・精製・販売までの全段階を垂直統合したオイルメジャーでさえ、原油価格に業績を左右されます。
業績が左右されるということは、株価もそれにつられて変動します。資源価格に影響を受けるため、安定して一株当たり利益(EPS)を増やすことができないのです。相関関係があります。
原油価格の見通しはわからない
シェールオイル、シェールガス、再生可能エネルギー等の新たなエネルギー登場して、石油価格が今後どう推移していくかわかりません。また、OPECの増産減産駆け引きに巻き込まれるのも面倒です。
こうした不確実性は、少ないほうが良いと判断し、私はエクソンモービルやBPを売却しました。もしかしたら、超原油高が来るかもしれないので、シェブロンは念の為保有したままです。
エネルギーセクターのパフォーマンスは最悪

SPDR – Sector Tracker
ステート・ストリートが運営するETFシリーズ、SPDRの過去5年セクター別パフォーマンスです。
Energy(XLE)だけマイナスです。マイナス27.40%とワーストパフォーマンスを記録しています。テクノロジー、生活必需品、テクノロジーのパフォーマンスはヨダレが出るほど素晴らしい。
逆張りをするならエネルギーセクターに投資するのもありかもしれないですね。
アクティブファンドに投資するなら直近の成績が悪いところをチョイスするのはありだと思いますが、「セクター」となると難しいと思います。
あなたはどうしますか?
配当成長・米国株投資家、くうねる(@KuuDiv)でした。
May Dividends be with you.
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