人生2度めの確定を終えました。
前回は、まる2日間かかっていた作業を半日でできた!
平成29年分の確定申告書を終えた感想は
- e-Taxがとても便利
- わかってはいたが、外国税額控除の戻りが少ない
人間やればできるものです。
去年の反省を活かして、月々のルーティンワークに「こまめな記帳」を
取り入れたのが効果が高かった。
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1. e-Taxがとても便利
去年は、確定申告書の作成のみならず、申告までも電子申請しようと意気込んで
いました。しかし、「いざ申請!」のタイミングで住基カードのパスワードを
複数回間違えてロックがかかってしまいTHE END…断念しました。
結局、紙を印刷して郵送で申請をしました。
今年は「マイナンバーカード」を余裕をもって取得して、事前にテストも行い
抜かりなく準備をした。
特に、パスワードの整理が重要だと感じました。
- e-Taxの利用者識別番号、パスワード
- マイナンバーカード署名用パスワード
- マイナンバーカード利用証明用パスワード
似たようなパスワードがあるので、ノートに書いてアナログな整理を行っておきました。
盗まれても問題ないと開き直っています。
用意周到な準備のおかげで、無事に申請までe-Taxで行うことができました。
プリントアウトする手間が無いので、めちゃくちゃ楽です。
控えや添付書類もPDFでクラウドに保存しておけば無くす心配もない。
e-Taxで作成すると、手順通りに入力していけば計算も自動で行ってくれるので
税理士は不要だなと思ってしまいました。お守り代わりに左下にハンコを押して
欲しい気持ちはありますが、低所得のゴミ庶民に税務署が興味を持つとは思えません。
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2. わかってはいたが、外国税額控除の戻りが少ない
所得税の控除限度額 = その年分の所得税の額 ×(その年分の調整国外所得金額 / その年分の所得総額)
配当が約28万円に達したとはいえ、まだまだ分子の調整国外所得金額が少ないので還付額が少ないです。
悲しいかな、私の場合は外国税額の3分の1が返ってくるぐらいでした。
それでも去年よりは増えましたけどね。
2018/03/06追記
「住民税」の存在を忘れているとのご指摘をコメントでいただいて、再計算したらトータルで
外国所得税額の約40%が戻ってくる計算になりました。!
作成は、今年もテリーさんの記事を参考にさせてもらいました。
懇切丁寧に書かれているので、本当に助かる!
確定申告をして税の仕組みを学ぼう! (その7) 外国税額控除をやってみよう!(平成29年用更新版) : 個人凍死家テリーの投資生活チラシの裏
去年の反省を活かして、外国税額控除を行うために必要な項目をスプレッドシートに増やして
記帳していたのでまるまる一年分を再計算する必要がなくなったのも時間短縮につながって良かった。
去年の損益通算で引ききれなかった「繰越控除」とうまいこといった今年の「損出し」もあったので
外国税額控除と合わせて、35,000円ほど還付されます。
使いみちはどうしようかな・・・
そうだ、再投資しよう。
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ラックス says
くうねるさん、はじめまして。
外国税額控除について少し気になったので、コメントします。
外国税額控除は、所得税額の外国税額控除額の30%が住民税からも控除されます。なので、実際に戻ってくる金額は所得税の確定申告額より多いです。住民税は、給与から源泉されるのでわかりにくいです。
また、外国税額控除で戻ってくる割合は、所得税・住民税と国外源泉税の所得に対する税率の比率で決まります。
所得税・住民税の所得に対する税率=所得税(復興所得税除く)/所得総額*1.321
国外源泉税の所得に対する税率=国外源泉税/国外所得総額
外国税額控除で戻ってくる割合=所得税・住民税の所得に対する税率/国外源泉税の所得に対する税率(100%上限)
※繰越控除は考慮してません
国内、国外にかかわらず、総合課税分でも分離課税分でも所得が増えれば、所得税・住民税の所得に対する税率は上がるので、戻ってくる割合は増えます。米国の源泉税の所得に対する税率は10%ですが、サラリーマンでは余程の高給取りでないと全額控除は難しそうです。
くうねる says
ラックスさん、はじめまして。
詳細なご指摘のコメントありがとうございます。
すっかり、住民税のことを忘れていました。
住民税の還付を入れたら外国所得税額の約40%が戻ってくる
計算になりました。報われた気がします(笑)
しかし、計算がややこしいですね…
全額控除はまずありえないので、もし配当金生活するなら日本株で
「配当控除」を受けるのがスマートだなと思いました。