Amazonを利用したことあるユーザーならその便利さに同社のサービスを手放せなっていると思います。
ホールフーズ(WFM)買収で度肝を抜かれた私ですが、個人的Amazonブームが
沸き起こっています。タイミングよく東洋経済から同社特集さらた雑誌が出たので
勢いで買ってしまいました。これは実店舗で買っています(笑)
東洋経済新報社 (2017-06-19)
出版社との直取引拡大
破壊と想像を繰り返していますが、出版社と小売の間に入る出版業界の卸売「取次」である日本出版版販売(日販)との契約を一部打ち切るとの決定がなされました。
アマゾンと角川、取次「中抜き」の差別化 アマゾンがケンカで見せつけた「強かさ」 – ライブドアニュース
日販が打ち切られる契約とは、「バックオーダー発注」というもので、
日販に在庫がない書籍を日販がいったん出版社から取り寄せてAmazonが仕入れる
流れです。
Amazonの言い分:
バックオーダー発注が増えることが予想されていて、出版社・著者・Amazonの販売機会を失う機会損失は見逃せない。実際、4月初旬の欠品率は高かった。
日販の言い分:
在庫補充率が低いことは指摘されていたので向上に取り組んでいた。せっかく努力してきたのに。
確かになんでも揃うと思っていたAmazonで在庫が無いとがっかりします。メインの商品を買わないと、「ついでにこれも買おう」という気も起こらないので機会損失は思った以上に大きそうです。何よりユーザーエクスペリエンスの低下に繋がるでしょう。
取次を通さない直接取り引きになると、出版社としては箱詰めや発送等の手間が増える
ようなのですが、埼玉県所沢市で今年1月から稼働した日本ロジテム所沢営業所に送れば
そこからAmazonの物流センターへ振り分けられるというワンストップサービスができあがりました。
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取次は苦しいでしょうが、在庫切れがなくなることによってお客様を大切にされるはずです。
個人業者との直取引
自社で運送会社を持つんじゃないか?と噂されていましたが、動きが出ました。
ついにAmazonが「独自の配送網」を構築へ…個人業者を囲い込み当日配送
ヤマトホールディングスとの値上げ交渉が決裂して、宅配サービスが止まるとなると
一番困るのはAmazonでしょう。中堅物流企業との契約も進めているようですが、量を受け止めるのは難しそうです。
関係筋によるとAmazonの運賃は、最も小さい60サイズ(3辺の長さの合計が60cm以内)
で一個あたり200円台半ば。通販大手では300円台半ばのようなので、かなり有利な契約になっているようです。
それを1個あたり200円の値上げを要請しているとの話ですが、コストにうるさいAmazonが容易にのむわけがなさそうです。
一般的に、新卒の求める人物像に「倹約の精神」は書かないですよねぇ。株主としては拍手を贈りたいです。
Frugality私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。
値上げには応じられない、もしくは満額回答はできないので今回の個人事業者との
直接契約の動きなんじゃないかと推測しました。
個人事業者としてもメリットは有ると思います。
200円半ばから値上げされたとして1個350円とすると…
1日150個を運べば、@350円✕150個=52,500円
52,500円✕営業日20日= 1,050,000円
任意保険、ガソリン代や車両のメンテ代などの経費を引いても一千万円プレイヤーですね。
1日150個、年末などの繁忙期は200個もあるとの記事をみました。
他の荷主の仕事も引き受ければもっと収入は増しそうです。
ドライバーの質に問題は起きそうですが、うまく回ればWin-Winなんじゃないでしょうか。
余談
新卒採用のリクルートページがAmazon.co.jpの中にあって驚きました。
アマゾンジャパン新卒採用|Amazon.co.jp
ECサイトだけなのかと思ったら…
これは採用戦略なのか、それともコスト削減なのか。
どちらにしろ面白いと思いました。
May Dividends be with you.
情報開示:
この記事を書いている時点でAMZN 3株保有
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