史上最高値を更新する米国株株式100%のマイファンド、浮かれるその裏で私の家計は黒字倒産しそうだったのである。
企業の倒産
企業はいつ死ぬのか?
赤字になったとき?いや、運転資金がショートしたときだ。
利益が出ている黒字決算の会社でも、返済しなければならないお金を支払えず会社の経営が行き詰まってしまうと倒産します。俗に言う黒字倒産というやつです。
経営の世界ではキャッシュフローが大事だと耳が痛くなるほど言われています。たぶん。
株式投資における財務状況分析ではそう書かれていたので経営もそうなんじゃないかと思います。経営したこと無いので確かなことは言えないので、「たぶん」としました。
家計の倒産
そんな黒字倒産ですが、私の家計がそれに該当しそうになりました。
生活防衛資金なるキャッシュを6ヶ月分キャッシュとしてリスク資産とは分けて普通預金口座で別管理をしていました。最初は…
それが、月を経る毎に5ヶ月分→4ヶ月分→3ヶ月分と減少していきました。
原因は!?
行き過ぎた株式投資です。
信用取引などのレバレッジは掛けていないので追証を迫られたわけでは有りません。
ただ、優良企業の株式が欲しかったのです。
株主になる快感に溺れ、当初決めた生活防衛資金の割合を超えて投資をしてしまいました。所有欲を満たすためにブランドバッグを買ってしまう女性の気持ちがわかった気がします。
そんな生活防衛資金が貧弱になったタイミングで予期せぬマンモス級の支払いが発生してしまったのである。運悪く、税の支払いも重なりクレジットカードの支払いも多い月だったのが状況を悪くした。
支払額を何回も計算し、証券会社や銀行に散らばった資金をかき集め、なんとか事なきを得ることができる状態になりました。
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108円と円高のタイミングで円転したので損をした。
リボ払いを一瞬考えたときもあった。
株式を売ろうと魔が差したときもあった。
資金繰りに奔走する零細企業の社長の気持ちが少しだけわかった気がします。
支払期日まで日があったので株を売れば余裕で対処できたのですが、なんとなく悔しかったのとそこまで厳格な支払いではなかったので我慢した。
反省したのち、これからどうする?
企業のキャッシュフローは気にしていたのに自分のはおざなりだった。
生活防衛資金の大切さがよくわかりました。
恒産なくして恒心なし。
リボ払いまで頭をよぎるとはカツカツな状態では冷静な投資はできません。
しばらくは、投資待機資金ではないキャッシュを貯めて余裕のある生活防衛資金を
作ろうと思います。
タネ銭を作るために支出を把握することが重要です。そのツールとしての「家計簿」の
呼び方が男子ウケしないことを懸念したので新しい呼び方を考えた記事を以前書いています。
家計簿って呼ぶのやめませんか?
あなたは投資にのめり込みすぎてませんか?
May Dividends be with you.
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