本日は、「勤労感謝の日」です。
しがないサラリーマンなので、人的資本を投資した結果の
お給料に感謝しながら過ごしました。
しかし、勤労に感謝するのはいいが、依存はしてはいけないと
気づかせるような記事を読みました。
一人あたり実質賃金は増えていない
厚生労働省が22日発表した毎月勤労統計調査によると、
7~9月期の1人あたり実質賃金は、アベノミクスが
始まった2012年10~12月期より4%低かった。
投資家としては米国企業を通して世界経済の景気の良さを実感しております。
日本株に投資している人はアベノミクスの恩恵を感じているのではないでしょうか。
しかし、労働者としては景気の良さを感じていません。
その感覚は合っていたわけです。なにせ、実質賃金が5年前から
下がっているわけですから…
日本全体の賃金上昇は、労働する人が増えただけ
高齢者や女性の労働力が増えただけで、一人あたりの実質賃金は増えていない。
高齢者や女性の労働市場への参加は、定年退職後の生活が苦しかったり、
家計を支える稼ぎ頭の手取りが少なくなったり等が想像されます。
消費税増税はどう見ても失敗だろう。
原因は、物価上昇を考慮する前の賃金は増えたかもしれないが「実質」賃金は
増えていないことだろう。むしろ減っている。
大企業は物価上昇をベースアップで対応してもらっているかもしれないが、
中小零細企業では定期昇給しかない為、物価の影響を受けている可能性が強い。
これは投資をしていない大多数のサラリーマンが景気の拡大の恩恵を
受けていないのもうなずける。
自分(人的資本)だけでなく、金融資本も活用すべき
上記、一人あたり実質賃金の下落を見て明らかなように
勤労だけに依存するのは危険だ。
勤労によって生み出された金融資本を活かさない手はない。
配当成長率は、定期昇給より強し
そのデータを見ていただこう。
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S&P 500 Dividend Growth
(参照) multpl
Mean: | 5.87% |
Median: | 6.06% |
Min: | -21.07% (Dec 2009) |
Max: | 18.25% (Dec 2012) |
SP500の配当成長率平均は、5.87%です。
対して、サラリーマンの定期昇給率は 以下の通り。
中小企業1.45%
大企業2.59%
リクナビ:【これって多いの?少ないの?】気になる昇給の平均額について調べてみた
より
ぶっちぎりで配当成長率の方が高いです。ダブルスコアをつけてます。
昇給率を参照したリクナビの情報は2015年と古いので、今はもう少し
上がっていることを祈ります。
配当の他に、オマケで値上がり益(キャピタルゲイン)も あります。
リスクはもちろん有りますが、勤労だけに頼るより金融資本を活かして
お金に稼いでもらうのも選択肢の1つだと思います。
自分が稼ぐ給料 + お金が稼ぐ配当金、
ほら二馬力の完成だ。
若者の○○離れという言葉をしばしば耳にしますが、
可処分所得が減っただけですから!と魂の叫びを上げている
方に是非オススメしたい。
退職金で投資やろうとしているオッサンより運用期間が長くとれる
若者のほうがリスクも軽減できパフォーマンスも期待でき有利ですよ。
勤労に感謝はするけど、依存はしないでという記事でした。
あなたもサラリーマンやりながら投資家やりませんか?
May Dividends be with you.
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