はじめてNISAの非課税期間の期限をむかえた。
ロールオーバーを選択しなかったので、「値洗い」されて特定口座へ移管された。
はじめてのことなのでメモがてら記事にしておく。
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ロールオーバーしない場合
ロールオーバーを選択しない場合、値洗いされて課税口座に移管される。
NISAをSBIからマネックス証券へ変更してしまったので、ボクには選択肢がなかった。
値洗いとは、もともとの値段を時価で洗い直す(リセットする)ことを意味します。信用取引や先物取引の建玉について、時価(清算値段)によって日々評価替えを行うことで、相場の変動に際しても決済の履行を確実にすることができます。
SMBC日興証券
その時の取得単価は、非課税期間が終了する年の「最終営業日の終値」になるとのこと。
買付時より値上がりしている場合は、恩恵を受ける。
しかし、値下がりしている場合は新規で購入したと同じになるのでNISAの非課税とか全く関係なくなってしまって悲惨。これがNISAのデメリットのひとつ。
さらには、損益通算もできない。
「積立ではない」NISAのご利用は、計画的に!計画しても買った株が上がるかなんて神様しかわからないんだけどな。
実際の口座の見た目
冒頭のツイッターの引用のように、含み益が少なく見える。
画像にはないが、実際の含み益は1,688ドルほどある。値洗いされた「課税対象額」を算出しているために表示は低い額になっている。
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取得単価@113.21
↓
取得単価@130.25
また、NISA口座とは別に既に「同じ銘柄を特定口座で保有」している場合は、移管されるときに混ぜて計算されてしまうので管理がややこしくなる。実際にボクがそうだった。
SBI証券での確認の仕方
SBI証券に明細が出ないか確認してみた。
残念ながら、取引報告書、取引残高報告書を確認して、自分で計算するしか無いようだ。
NISAの期限を迎える前に、投資家がやるべきこと
- ロールオーバーするか検討する
- 年末までに取得単価をメモる
1の「ロールオーバーするか検討する」は皆さんがやっていることだと思う。
しかし、含み益を見てニヤニヤしたい方は、取得単価をメモるまでやっていただきた。そうしないと、口座上では少ない含み益を見て精神的に残念な気分になるからだ。
取引履歴や取得単価等の管理は、GoogleのスプレッドシートとモーニングスターUSのポートフォリオマネージャーでやっている。日本のモーニングスターはそういった機能がないので注意。
手間が面倒なら「積立NISA」
手放しで、インデックスをコツコツ積み立てて自分年金を形成できる「積立NISA」は、前述したような手間や気にかけることがなくて楽だ。そういったことを重視して積立NISAを選ぶのも悪くないと思った。
配当成長・米国株投資家、くうねる(@KuuDiv)でした。
May Dividends be with you.
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